ビールの発酵前の姿である麦汁について、「麦茶と何が違うの?」って思ったことはありませんか?今回は、その疑問について調べてみました。
麦茶と麦汁の違い
麦茶と麦汁、何が違うのでしょうか。
麦茶は、麦を焙煎させたものを水に浸したもの、一方で麦汁は、麦芽を焙煎もしくは焙燥して水に浸したものです。つまり、麦を使うか、麦を発芽させた麦芽(モルト)を使うかというところが違いになっています。
麦と麦芽(モルト)の違い
麦が発芽する過程で、ある酵素ができます。麦に含まれるデンプンを糖分に分解する働きを持つ酵素です。
その酵素が麦と麦芽の大きな違いになるわけです。
麦茶もビールの素になるの?
ずばり、麦茶からは、お酒を造れません。
お酒の製造には、糖分を含んだ水が必要になります。
麦から出来る麦茶には、糖分は含まれません。一方で、麦汁には、酵素の働きにより糖分が含まれており、ビールの素となることが出来るのです。
まとめ
今回は、麦茶と麦汁の違いについてまとめてみました。飲み会の時などに、話の小ネタとして使ってみてはどうでしょうか。
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